2011年
04月
18日
(月)
21:00 |
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EOS 60D
アンコールクッキーの店に寄り、宿に戻る。
そしてオールドマーケットという市場へ探索に行くことに。
生鮮食品、食堂、日用雑貨、土産屋がひしめきあって大にぎわいな市場だ。
写真もたくさん撮るつもりだったけど全く撮らなかった。
市場を通れば、オニイサン~と声を掛けられ、市場から一歩外に出たとたんバイタクや
トゥクトゥクのドライバーが声をかけてくる…
頼むから少しはほっといてくれよ…こうして最後の最後で心を閉ざしてしまうのであった。
適当に土産を買って、市場をすぐ横にある川沿いのベンチで一息つく。
ゆっくりとした時間。暑さも和らぎ心地良い風が通り抜ける。すさんでいた気分もやわらいだ。
ここで今回の旅の事をいろいろと思い返しながら時間を過ごした。


大音量をたてながら、サトウキビを絞ってジュースにしてもらう。
甘くて最高に美味しかった。
宿に戻り、シャワーを借り汗を流した。
この後のアプサラダンスディナーショーまで少し時間があったので、
朝食の時訪れたリーリーで時間をつぶす。
氷が入っているのを忘れて、また氷入りミルクコーヒーを注文してしまったけど
朝飲んだ時はなんともなかったから気にせず飲んだ。

アプサラダンス観賞+バイキングディナーで12ドル。
一人でディナーショーは結構寂しい…

「アプサラの踊り」という宮廷舞踊で、アプサラは「天女・天使」とみなされ
踊りは神への祈りとして捧げられるものであった。

ハスの花を撒く。

綺麗だなぁ。


スタスタ ちょいとゴメンニャ~

終了後すぐ宿に戻り、山田さんのバイクに乗って空港へと向かう。
「カンボジアはとてもいい所だった。いつかまた子供が出来たらぜひ連れて来たい。」
「初めての海外一人旅で不安だらけだったけど、山田さんといっしょでとても心強く、
大変助かった。またいつか会いましょう!」
と固く握手を交わし別れた。本当にいい人だった。またいつか会えるといいな。
こうして三泊五日にわたる海外初一人旅は幕を閉じた。
しかし帰りの飛行機の中である幕が開いた…
…一週間に及ぶ下痢との戦いの幕が…
END
長かった旅行記もやっと終わり!
今回の旅でかかった費用は航空券も含めて三泊五日で10万ちょいです。
僕は一泊15ドルの部屋に泊まったけど安けりゃ3ドルの部屋もあるし、
遺跡巡りだって宿で仲間を集って行けばかなり安く済ませられると思います。
言葉は一応クメール語の
「チョリムアップスオ」「ソースデイ」=こんにちは
「チョリムアップリア」「リーハイ」=さようなら
「オークン」=ありがとう
「チャガン」=美味しい
ぐらいを事前に覚えて行ったけど、観光客相手に商売をしている人達に関しては
ほとんど英語ペラペラだし、日本語が達者な人達も多いのでほとんど使いませんでした。
「オークン」はよく使ったかな。
勇気を出して行ってみた一人旅。とてもいい体験が出来ました。
もうどこにでも行けそうな気分です。次は台湾行きたい!
あとはペルーのマチュピチュ、ボリビアのウユニ塩湖を見てみたい!
いつか絶対行く!
カンボジアは遺跡も人も魅力的だし、とてもいい国でした。
旅費も高すぎず、距離も遠すぎず手頃な感じです。
夜道を一人で歩くのさえ避ければ、治安も悪くないと思います。僕は一度も危険な場面に遭遇しませんでした。
この旅行記を見て興味が湧いた人がいたら、ぜひ言ってみて下さい。
生水、氷はアカンよっ!
2011年
04月
18日
(月)
00:10 |
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EOS 60D
カンボジアは長い年月内戦が続いて、その傷跡がたくさん残っている。
特に地雷の被害はとても深刻で、今でも多くの人が地雷に苦しめられている。
ここはより多くの人に地雷除去問題について知ってもらう為に、アキー・ラー氏が政府の援助なしに造った
地雷博物館だ。地雷やその他の兵器、多くの資料がたくさん展示されている。
カンボジアに行く際、ある程度カンボジアの内戦について下調べをしたが
ポルポトの政権下のクメールルージュによる大虐殺など、とても恐ろしく悲しいものだった。
興味のある人は一度ネットなんかで調べてみてほしい。
地雷博物館をあとにして次の遺跡、東メボンへと向かうが疲労困憊ということでスルー。
なかなか見応えのありそうな遺跡だったけど、トゥクトゥクから降りて売り子の相手するのがしんどい…
この時はもう人と接するのが嫌なぐらい疲れていた。
こうして次に訪れたのはタプロームという遺跡。いくら疲れていてもここは外せない。
この旅最後の遺跡、そして一番感動した遺跡だ。

遺跡前の食堂で遅めの昼食。大好きマンゴーシェイクと、野菜たっぷりの即席麺。
食べてる最中、4、5歳の小さな女の子が一生懸命物を売りに来たけど無視…
隣の店の女の人がTシャツはどうだと声をかけてくるけど無視…
正直めちゃくちゃイライラしてた。心に余裕がなくなっていたなぁ。

昼食を終え遺跡巡り開始!
タプロームは「梵天の古老」を意味する寺院。
広く迷路の様に入り組んだこの遺跡は、巨木に浸食され破壊が進んでいる。
大自然の脅威を身にしみて感じる事が出来る。

巨木が遺跡を貫いてのびている。
とにかく木がでかい。


木の根っこが覆いかぶさっている。
どれぐらいの時が経ったら、こんな風になるんだろう。





凄過ぎる…。
ベンメリアもよかったけど、一番凄いと感じたのはここタプロームだった。
この大自然の驚異、そして目の前の歩いてた欧米人の綺麗な姉ちゃんが急に立ち止まり
「バフッ」とかました大きなオナラの音は忘れない。
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