2013年
05月
08日
(水)
17:21 |
編集

温泉を楽しんだ後はキャンプの始まり。

揚げたての天ぷら

My コンロ活躍中。豚汁うまい〜

たき火
お開きになった後、三脚を抱え星空撮影へ。
暗い夜道を一人徘徊する。

空を見上げると満天の星空。大きな流れ星も見れた!

バイクが使えたらもっといい撮影場所へ行けたし、愛車と星空のコラボ写真も撮れたんだけど
ビール飲んじまったよぉー!!!

3枚ともISO3200でシャッタースピードは約30秒。
ここらの設定をいろいろ試行錯誤して撮影するのがまた楽しい。

次の日、白骨温泉 泡の湯に寄ってそのまま帰宅。
泡の湯は混浴だけど乳白色のお湯なので女性も入りやすく、多くの男女で賑わっていた。
みんな終始首元までお湯につかり、移動するときもそのまま移動する光景は
ちょっと面白かったなぁ。
んっ?「混浴ばっか行きやがってこのムッツリ野郎!」と言いたげなそこのあなた!
それは違うよ。僕は別に女性の裸が見たくて混浴に行くんじゃないんだ。
湯につかるという快楽のため、男とか女だの性別を越えて純粋にそれを求め楽しむ。
この一見異様に見える非現実的な光景に僕はとてもロマンを感じるんだ。
そうロマン。世界にはまだまだロマンが満ちあふれている。
おわり
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2013年
05月
07日
(火)
16:17 |
編集
20代最後のGWはどこ行こう?
僕は生まれも育ちも大阪やけど、鹿児島県人と長崎県人の血ば受け継いだ九州男児なんよ〜
本籍も鹿児島にあるたい。行った事なかばってんけど。
だから「自分のルーツを探す旅」と題し、九州一周ツーリングに出かけるばい!
フェリーで上陸、別府で温泉を楽しみ、やまなみハイウェイや阿蘇の大自然を堪能し、
高千穂、桜島、熊本城、島原や天草、軍艦島ツアーに参加したり、長崎市街観光、
帰りは本州に渡り、出雲大社、広島により市街観光、宮島の厳島神社と
盛りだくさんの計画だったけど…
「長旅はしんどいわ〜 一泊ぐらいでええわ〜」
って事で
毎年岐阜の平湯キャンプ場で行われている、職場のバイク乗りの先輩の仲間内のキャンプに、
三年ぶりに参加させてもらいました。
早朝6時に出発し、平湯キャンプ場に到着したのが11時半ごろ。

テントの設営もこなれて来た。

まだ雪が残っててかなり寒い。

昼食に天ぷらぶっかけそば。

空は快晴。気持ちいい〜


今回もやって来た水明館 佳留萱山荘の混浴大露天風呂。
北アルプスを目前に眺める雄大な大自然を望みながら入る大露天風呂は最高!

雪だるま号

後編へつづく。
僕は生まれも育ちも大阪やけど、鹿児島県人と長崎県人の血ば受け継いだ九州男児なんよ〜
本籍も鹿児島にあるたい。行った事なかばってんけど。
だから「自分のルーツを探す旅」と題し、九州一周ツーリングに出かけるばい!
フェリーで上陸、別府で温泉を楽しみ、やまなみハイウェイや阿蘇の大自然を堪能し、
高千穂、桜島、熊本城、島原や天草、軍艦島ツアーに参加したり、長崎市街観光、
帰りは本州に渡り、出雲大社、広島により市街観光、宮島の厳島神社と
盛りだくさんの計画だったけど…
「長旅はしんどいわ〜 一泊ぐらいでええわ〜」
って事で
毎年岐阜の平湯キャンプ場で行われている、職場のバイク乗りの先輩の仲間内のキャンプに、
三年ぶりに参加させてもらいました。
早朝6時に出発し、平湯キャンプ場に到着したのが11時半ごろ。

テントの設営もこなれて来た。

まだ雪が残っててかなり寒い。

昼食に天ぷらぶっかけそば。

空は快晴。気持ちいい〜


今回もやって来た水明館 佳留萱山荘の混浴大露天風呂。
北アルプスを目前に眺める雄大な大自然を望みながら入る大露天風呂は最高!

雪だるま号

後編へつづく。
2012年
12月
22日
(土)
00:40 |
編集

EOS 60D
昨晩降っていた雨もなんとかやんで、ライダーみんな大歓喜。
同室のライダー達と記念撮影し、お別れをして出発!

途中雨が降ったりやんだりで大変な一日だったなぁ。

朝食は、去年じゃがバターを食べたおばあさんのお店に。

とうもろこし美味い。
この後、メロン熊グッズを買うため夕張へ(省略)
行ってみたかった奥美利河温泉山の家へ(省略)
そして、ついに…ついに!

最終のフラッグ「Yellow(キタキツネ)フラッグ」を手に入れた!
(チャーンチャチャチャチャチャチャチャチャチャーン♪)
この時聴こえたガススタ店員同士の会話
「あんな旗、何がいいんだろう?」「ねぇ」
僕(えぇぇ!…あんたらが売ってるんやん)

見よ!すべてのフラッグを装備した愛車の姿を!ワイルドだろ!
天空を舞う狩人、オジロワシ!
風の様に翔る森の番人、エゾシカ!
大地を揺るがす荒ぶる魔物、ヒグマ!
そして……ん〜…え〜と……る、ルールルル、キタキツネ!
4体の動物達を風になびかせ、バイクは北海道西の果てを北へ向けて走る。

ここからどんどん曇り空に。
神威岬や積丹岬から夕日を眺める予定だったけどスルーして真っすぐ小樽を目指す事に。

すっかり夜も深まり小樽に到着。
小樽ラーメン美味しい。

小樽運河ふつう〜
こうして余裕を持って小樽港に到着。
お土産を買って、フェリーに乗り込み二度目の北海道に別れを告げた。
大きなトラブルもなく、ほぼ計画通りに事が進んだ今回の北海道ツーリング。
今回も最高に楽しかった!(トラブルがないと少し物足りないけど)
まだまだやり残した事は多いけど、ひとまずこれで北海道ツーリングおしまい。(のつもり)
5年10年したら、また行きたいな。今度は誰かといっしょにね。

船上から眺める夕焼けを堪能ください。



僕は日本でまだ行った事のない場所がたくさんあるし、海外も2回しか行った事ないし
長期の旅行もした事ないし、ヒッチハイクの旅もした事ないし、青春18切符の旅もしたことないし
まだまだやってみたい旅はあるけれど、
これらのどんな旅よりも、“北海道ツーリング”より楽しい旅なんてこの世に存在しないんじゃないか?
と思えるぐらい本当に楽しい旅だった。夢の様な時間だった!
総走行距離:2942km
おわり
2012年
12月
09日
(日)
22:18 |
編集

EOS 60D
この旅一番のメインイベント、“開陽台で満天の星空を撮影する”
結局雲は一切晴れる事なく、星を一つも見る事なく、朝もやに包まれた悲しい朝を迎えた…。

とりあえず湧かしたてのコーヒーだけでも満喫しないと!

釧路湿原を細岡展望台より眺める。その眺めは圧巻。ここから夕日を眺めたかった。

Xperia arc
南下して釧路に到着。そこから東に向かうと牡蠣で有名な厚岸があったけど、
この日のメインは富良野・美瑛散策だったので、時間の都合上泣く泣く諦めることに。
でも途中の道の駅にカキフライ丼があったから満足〜
4時間程走り富良野に到着。
この地域のホクレンではRedフラッグが手に入るんだけど、
いくつかのスタンドを巡るも「フラッグ完売しました」の文字が。
今年のフラッグは結構人気があって、時期的にももう数が少なくなってるようだ。
給油した時、完売した店とわかってたけどダメ元であるか聞いてみた。
答えはもちろん「完売しました。」だった。
しかしその時、僕があまりにショックで落ち込んでる様を見てお兄さんはこう言った
「事務所にある開封済みの見本でしたらございますが?」
「ぜひそれを売って下さーーーい!!!!」

いかなる時も諦めない心、情熱、そしてお兄さんの優しさのお陰で
第三のフラッグ「Red(ヒグマ)フラッグ」を手に入れた!(チャチャチャチャーン♪)
残るフラッグはついに一つ!
今回はギリギリ手に入ったけど、果たして…

吹上露天の湯(混浴)でさっぱりした後は、富良野の自然を満喫しながら目当ての宿へ向かう。
先輩のバイク乗りに「北海道で一番良かった場所はどこでしたか?」と訪ねた時、
先輩はここ富良野・美瑛だと答えた。
その時は全く共感出来なかったけど、今回ならわかる。
去年富良野に滞在中はずっと雨だから、このすばらしさに気づけなかったんだ。
いつかまた北海道を訪れる時には、富良野や美瑛を重点的に満喫したいな。

美瑛の青い池。とても幻想的。

偶発的にできた人造池らしい。

すばらしい美瑛の丘の景観を楽しみながら(迷いながら)、やっと美瑛ポテトの丘YHに到着。
時間的に素泊まりしか無理だったので、荷物を置いて夕食を食べに行く。
宿主のおじさんが、親切にいろんなお店や行き方を教えてくれた。

旭川ラーメン美味い。
YHに帰ってチェックイン。
風呂でいっしょになった大学生といろいろ旅の話をしたり、
風呂上がりの談話室では同室の3人とYH常連のおじさん2人で酒盛り。
いろいろたのしい話が聞けて楽しかった。
次回、北海道ツーリング 2nd 最終回
つづく
2012年
12月
08日
(土)
16:54 |
編集

EOS 60D
二人と別れたあと、知床へ向けバイクを走らす。
これは途中のオシンコシンの滝。
道中、去年はスルーしたゴジラ岩という看板を発見。
ゴジラ岩、ゴジラ…なんでかな? 僕はどうしてもそのゴジラ岩を見なくてはいけない!
そう思ったんだ。
そしてゴジラ岩とのご対面!

おめぇじゃねぇよ!
そして本当のゴジラ岩とのご対面!

う、うん…。

見切り発車で始めたゴジラネタに、なんとかオチがつけれると考えながら
満足げに知床へ向かう。

知床峠に到着!
去年は霧で何一つ見えなかった場所には、こんなに雄大な景色が広がっていた!

知床大好き!

去年は満潮で入れなかったセセキ温泉。
丁度ショッキングピンクの水着を着たおばあさんがすれ違い様に出て来て、
とても良い湯だったと教えてくれた。
もうちょっとで混浴出来たのに残念です。
温泉はとてもいい気持ちだった。カモメの羽が浮いてるけど気にしたら負け。
この後北上し、熊の鍋が食べられるお店に到着するも閉まってた…
へこみながら根室の花咲港へ向かう。
知り合いが「なによりも花咲ガニが一番好き!」と言っていたからだ。
しかしこの花咲港までの道のりは一番キツかった。
とにかく寒い。そして遠い。カニ一匹食べる為にこの距離はあまりに遠い。
何度も引き返そうか葛藤を続けながらも3時間かけて到着。

食べログで事前にチェックしていた大八食堂さん。
店の前にずらっと並んだ花咲ガニを一つ選んで店内で茹でてもらう。
食べ方を教えてもらったあと、ハサミと箸をつかってちまちまと身を出しながら食べる。
とても濃厚で美味しかった〜。ちょっと面倒くさいけど。

そしてホクレンで給油し、
第二のフラッグ「Green(エゾシカ)フラッグ」を手に入れた!(チャチャチャチャーン♪)
残るフラッグは二つ!

そしてやってきました開陽台。
今晩はこの裏にあるキャンプ場で、初めてのソロキャンプ。
周りに市街地がなく、星がものすごく綺麗に見えるライダーの聖地なのだ。
でもなんだか空がどんより曇ってる…大丈夫なのか…。
テントの設営に30分近くかかったけどなんとか完成。
夕食はお湯を沸かしてカップラーメンですませ
テントの中で翌日の計画を立てながら雲が晴れるのを待つ。 その時だった
「グルルルゥゥ…」、テントの外から低いうなり声がきこえた。僕は全身が凍った。
「く…熊や!」
そう、この開陽台のキャンプ場には過去に熊が出没した事がある場所なのだ!
「グ、ンゴォォ…」、まただ。
「ンゴ、ンゴスピ〜…」
そのうなり声が、隣でテントを張っていたおじさんのイビキ声だと気づくのに
そう時間はかからなかった。
つづく
2012年
09月
15日
(土)
00:42 |
編集

EOS 60D
翌日三時半に起床。同部屋の四人で宿からほど近い津別峠へ向かう。
そこには見事な雲海が広がっていた!

雲はゆっくりと表情を変えて行く。

日が昇るにつれ、少しずつ雲が晴れ屈斜路湖が見えて来た。

ホワイトバランスを変えてみる。神秘的〜
最高の朝だった。

宿へもどり、一人のライダーとはそのままお別れし、残った三人で朝食を食べた。

にゃんこにも別れを告げ

旅立ちの時。
三人で最後に風呂に行こうということで、近くにある池の湯温泉へと向かう。

なんという開放感!目の前には雄大な屈斜路湖が広がる。
ロケーションは最高なんだけど、とにかく藻がすごい…
そして一晩をともに過ごした二人のライダー達とのお別れ。
お互いの旅の無事を祈り、別方向の道にバイクを走らす。
寂しくなんかないぜ!お互いバイクに乗ってる限り、きっとまたどこかで会えるさ!
つづく
2012年
09月
14日
(金)
00:05 |
編集

EOS 60D
思いのほか暗くなってしまったため、テントは諦めてライダーハウスぽんとで宿泊することに。
ここはレストランとライダーハウスが併設されていて晩ご飯もこちらでいただく。
鹿肉のエスロカップ。バターライスの上に鹿カツをのせ、デミグラスソースをかけた料理。
初めて食べる鹿肉は全くクセもなく、牛肉みたいでとても美味しかった〜。

部屋で荷物整理していると東京からやってきたという二人組のライダーがやってきた。
なんと二人とも自分と同じ歳だという。なんかうれしい。
会話もそこここに、とりあえず一人で風呂を浴びに行く事にする。
宿のおばちゃんに近くにあるおすすめの風呂を教えてもらいやってきたのがここ、三香温泉。
本当は八時で終わるところを30分延長してくれたり、タオルを貸してくれてとても親切。
星空を眺めながらこの風呂を独り占め出来て最高だった!
宿に戻り、先ほどの二人と乾杯。お互いの旅の話に華が咲く。
「さっきすごい星出てたで」の一言で、星空撮影会の始まり〜

星の数がハンパない。流れ星まで見れた。
撮影は電柱や木が邪魔でなかなかうまくいかなかったけど、それでもここまで撮れる。

星空撮影会の後は、ライトペインティング大会だ!

J ヒ シ 毎 道

車に邪魔されたけど逆にあり。

丁寧。

脚がかわいい。
とても楽しい夜だった。
宿に戻ると相部屋にもう一人やって来ていた。
そしてその四人で、翌朝三時半に起きて雲海を見に行こうという事に。
つづく
2012年
09月
13日
(木)
21:01 |
編集

EOS 60D
朝五時には出発。
ものすごい濃霧で前が全然見えない状態が続くも、次第に霧は晴れて行き青空が顔を出した。
そして目的の宗谷丘陵に突入。
気持ちいい〜

おはよう!

セイコーマートで朝食を済ませたあと
去年神の子池で会ったライダーが、一番良かったと絶賛していたエヌサカ線へとやってきた。
なんだここ!

広大な牧草地の真ん中にどこまでも続く真っすぐな道。
先日のオロロンラインもすごかったけど、こちらは交通量もほとんどなく
なにより電柱もなにもない。ただひたすら道がのびてるだけ。

走り終わるのがもったいないから、ゆっくりのんびりと楽しんだ。

北勝水産でホタテバーガーと焼きホタテ4つで昼食。

途中オンネトー温泉で汗を流す。
乳青色のお湯がとても神秘的で綺麗な温泉だったけど、硫黄臭がキツ過ぎて10分もせず退散…
あとお気に入りの道後温泉タオルを忘れて来てしまってショック。
写真のオンネトー湖はもうすこし晴れてたら、とても綺麗なブルーを拝めたんだろうなぁ。

おっ!そんなに警戒せずにこっちおいでよ!

そっちはダメェー!!!

今日の宿は和琴半島湖畔キャンプ場でテントを張るか、
近くにあったライダーハウスぽんとに泊まるか考えながら、
まだ時間もあったので去年も訪れた美幌峠まで足を伸ばす事に。
なんか急に天気が悪くなって来たぞ。寒い…
つづく
2012年
09月
02日
(日)
00:48 |
編集

EOS 60D
留萌を過ぎ、オロロンラインの海岸線をひた走ると、そこには最高の絶景が待っていた!

右には無数の風車が雄大に並び、

左には原野が広がり、海の向こうには利尻富士が拝める。

なにより地平線と水平線がどこまでも続くこの真っすぐな道!広い空!
バイクと出会えて本当に良かったと思える程、全身で喜びと風を感じながら
地平線の彼方を目指す。
去年、稚内を目指したときとは大違いだな…

廃屋

稚内温泉童夢で露天風呂を楽しみ、ノシャップ岬へ。
ここらで今日の宿探し。
一件目は18時半までには到着してほしいと言われたけど、まだブラブラしたかったのであきらめ、
二件目に連絡したもう少し近くにあるライダーハウスに決めた。
宿に到着後、21時まではフリー時間。
まだまだ時間がもったいないので、行く予定のなかった宗谷岬まで夕日を撮りに行く。

夕日には間に合わなかったけどいい感じ。
こうしてみると銅像のおっさんがバイクに乗ってるみたいw
宿に戻り、夕食を食べ、飲み会には参加せず就寝。
なんで飲み会に参加しなかったのかだって…
…まぁいろいろ理由はあるけど簡単に言うと…
全くなじめなかったんだ…
つづく
2012年
08月
26日
(日)
12:37 |
編集
ただいまーって事でツーリング記のはじまり〜

※画像はイメージです
14日の夜、仕事を終え家に帰宅してから舞鶴に向けて出発。
しかしその途中、いきなり豪雨が降ってきた!
去年の北海道ツーリングでもパンツマデビショビショ。
四国ツーリングももうすぐ家に着くって時にパンツマデビショビショ。
淡路島ツーリングものっけからパンツマデビショビショ。
今回も北海道上陸前にパンツマデビショビショ…になったと思ったそこのあなた!
僕をなめないでもらいたい(プンプン)。人とは学習し、成長する生き物なのです。
すぐサービスエリアに入り、レインコートを装備!
おかげでジーンズチョイビショで済みました。

EOS 60D
入船後はお風呂に入ってビール飲んですぐ就寝。
フェリーの中では、ビンゴ大会や腹話術ショーなんかのイベントもやっているし、
シアタールームで一日三回映画も上映している。
その映画の一つに「大奥」ってのがあったけど、なんでそれチョイスしたんや…
もう、バックトゥーザフューチャー三部作をずっと流しときゃみんな大満足するのに。
15日20時45分に小樽港到着、小雨が降り出したりやんだりと不安定な天気だけど
去年に比べたらましかな。ここからまた楽しい旅が始まるんだ!
今回はこの日のうちに札幌まで行っときたかったので
フェリーの中から予約したビジネスホテルに宿泊。
(札幌のあるライダーハウスは遅いからと断られた)

翌日、天気は小雨。でも北の方は晴れるという予報なので安心。
稚内に向けオロロンラインを北上する。
途中、 お食事処すみれ を発見。
去年はここのウニ丼を食べるのが目的だったのに、結局辿り着けず別の店で食べたんだっけ。
ウニ丼って三口目ぐらいには飽きるってわかったから行くか迷ったけど
今回の旅のテーマは「忘れた物を取り戻す旅」。行くっきゃない。
ミニウニ丼とミニラーメンを注文。
ウニ丼は半分が炙ってあってめちゃくちゃ香ばしく、かなり美味かった。
ミニってことで量的にもちょうど良かったと思う。

そしてホクレンで給油し、
第一のフラッグ「Blue(オジロワシ)フラッグ」を手に入れた!(チャチャチャチャーン♪)
残るフラッグは三つ!
つづく

※画像はイメージです
14日の夜、仕事を終え家に帰宅してから舞鶴に向けて出発。
しかしその途中、いきなり豪雨が降ってきた!
去年の北海道ツーリングでもパンツマデビショビショ。
四国ツーリングももうすぐ家に着くって時にパンツマデビショビショ。
淡路島ツーリングものっけからパンツマデビショビショ。
今回も北海道上陸前にパンツマデビショビショ…になったと思ったそこのあなた!
僕をなめないでもらいたい(プンプン)。人とは学習し、成長する生き物なのです。
すぐサービスエリアに入り、レインコートを装備!
おかげでジーンズチョイビショで済みました。

EOS 60D
入船後はお風呂に入ってビール飲んですぐ就寝。
フェリーの中では、ビンゴ大会や腹話術ショーなんかのイベントもやっているし、
シアタールームで一日三回映画も上映している。
その映画の一つに「大奥」ってのがあったけど、なんでそれチョイスしたんや…
もう、バックトゥーザフューチャー三部作をずっと流しときゃみんな大満足するのに。
15日20時45分に小樽港到着、小雨が降り出したりやんだりと不安定な天気だけど
去年に比べたらましかな。ここからまた楽しい旅が始まるんだ!
今回はこの日のうちに札幌まで行っときたかったので
フェリーの中から予約したビジネスホテルに宿泊。
(札幌のあるライダーハウスは遅いからと断られた)

翌日、天気は小雨。でも北の方は晴れるという予報なので安心。
稚内に向けオロロンラインを北上する。
途中、 お食事処すみれ を発見。
去年はここのウニ丼を食べるのが目的だったのに、結局辿り着けず別の店で食べたんだっけ。
ウニ丼って三口目ぐらいには飽きるってわかったから行くか迷ったけど
今回の旅のテーマは「忘れた物を取り戻す旅」。行くっきゃない。
ミニウニ丼とミニラーメンを注文。
ウニ丼は半分が炙ってあってめちゃくちゃ香ばしく、かなり美味かった。
ミニってことで量的にもちょうど良かったと思う。

そしてホクレンで給油し、
第一のフラッグ「Blue(オジロワシ)フラッグ」を手に入れた!(チャチャチャチャーン♪)
残るフラッグは三つ!
つづく
2012年
08月
13日
(月)
22:12 |
編集
〜あらすじ〜
時をさかのぼる事一年、天候不良やトラブルに見舞われながらも、
どこまでも続く広い長い道、旅人達との出会いと別れ、そして雄大な大自然を堪能し
最高の思い出となった北海道ツーリング。
北海道ツーリング1 北海道ツーリング2 北海道ツーリング3 北海道ツーリング4
北海道ツーリング5 北海道ツーリング6 北海道ツーリング7 北海道ツーリング8
北海道ツーリング9 北海道ツーリング10 北海道ツーリング11 北海道ツーリング12
北海道ツーリング13
しかし、「今年はどこに行こう?」と考えた時、この北海道は候補にあがらなかった。
どうせなら一度行った事のある場所より、まだ見ぬ土地を巡りたかったからだ。
モンゴル一人旅か、九州or中部ツーリングなんて考えていた。
が、声が聴こえる…僕を呼んでる声がする…。
そう、北海道が呼んでるっ!
呼ばれてしまったら行くっきゃない!
前回果たせなかった目的を果たす為、再び北海道の大地へ!
(今回の目的)
○オロロンライン、宗谷丘陵、エサヌカ線を走る
○青い池、釧路湿原に行く
○セセキ温泉、山の家、池の湯露天風呂、オンネトー温泉に入る
○ホクレンフラッグを全て集める

○テントを張ってお湯を沸かし、星空を眺めながらコーヒーを飲む
○知床で熊の肉、根室で花咲カニを食べる
○メロン熊グッズを買う

15日から21日までで、フェリーでの移動時間を抜くと実質5日間。去年と同じ日数だ。
今回こそちゃんとツーリングマップルを購入。
銀マットの代わりにコンパクトなエアーマット、お湯を沸かす為のコンロ、
去年探しまくったけど見つからなかったモンベルのドライコンテナチューブMも購入し
準備は万端!

果たして、今年もまた雨に振られてしまうのか?
命の危機を感じるトラブルに見舞われてしまうのか?
カメラは宙を舞うのか?

多くの目的を無事果たす事が出来るのか?
旅人達との楽しい出会いはあるのか?

行ってきますっ!
つづく
時をさかのぼる事一年、天候不良やトラブルに見舞われながらも、
どこまでも続く広い長い道、旅人達との出会いと別れ、そして雄大な大自然を堪能し
最高の思い出となった北海道ツーリング。
北海道ツーリング1 北海道ツーリング2 北海道ツーリング3 北海道ツーリング4
北海道ツーリング5 北海道ツーリング6 北海道ツーリング7 北海道ツーリング8
北海道ツーリング9 北海道ツーリング10 北海道ツーリング11 北海道ツーリング12
北海道ツーリング13
しかし、「今年はどこに行こう?」と考えた時、この北海道は候補にあがらなかった。
どうせなら一度行った事のある場所より、まだ見ぬ土地を巡りたかったからだ。
モンゴル一人旅か、九州or中部ツーリングなんて考えていた。
が、声が聴こえる…僕を呼んでる声がする…。
そう、北海道が呼んでるっ!
呼ばれてしまったら行くっきゃない!
前回果たせなかった目的を果たす為、再び北海道の大地へ!
(今回の目的)
○オロロンライン、宗谷丘陵、エサヌカ線を走る
○青い池、釧路湿原に行く
○セセキ温泉、山の家、池の湯露天風呂、オンネトー温泉に入る
○ホクレンフラッグを全て集める

○テントを張ってお湯を沸かし、星空を眺めながらコーヒーを飲む
○知床で熊の肉、根室で花咲カニを食べる
○メロン熊グッズを買う

15日から21日までで、フェリーでの移動時間を抜くと実質5日間。去年と同じ日数だ。
今回こそちゃんとツーリングマップルを購入。
銀マットの代わりにコンパクトなエアーマット、お湯を沸かす為のコンロ、
去年探しまくったけど見つからなかったモンベルのドライコンテナチューブMも購入し
準備は万端!

果たして、今年もまた雨に振られてしまうのか?
命の危機を感じるトラブルに見舞われてしまうのか?
カメラは宙を舞うのか?

多くの目的を無事果たす事が出来るのか?
旅人達との楽しい出会いはあるのか?

行ってきますっ!
つづく
2012年
07月
08日
(日)
07:34 |
編集
2012年
06月
10日
(日)
22:14 |
編集

EOS 60D
伊丹空港での撮影会の後は、

GRD4
西宮で友人と合流して淡路島へ。
高速で島の南端まで移動し、サービスエリア脇のスペースで野宿して朝を向かえる。

猫に出会い、

鳴門大橋を眺め、

バイクと玉ねぎと花の写真を撮ってみたり、

黒バッタを追いかけたりしながら、

砂浜で昼寝もし、

カモに癒されつつ、

風呂上がりに将棋で対局したあとは、

海鮮丼に舌鼓を打ち、

帰路につく。
ひさしぶりにのんびりとしたツーリングで楽しかった〜
2012年
05月
20日
(日)
01:41 |
編集

GRD4
四国カルストを抜けラーメンで腹ごしらえをした後は、四国の最西端、佐田岬を目指す。

駐車場から灯台まで20分程歩く。コレが結構しんどい。

思えば遠くまで来たもんだ。

日本最北端、本州最南端に続いて四国最西端を制覇!やったね宝野くん!

うんっ!

予約していた松山のビジネスホテルにチェックイン後、路面電車に乗って道後温泉へ。
歴史を感じる〜

炊きたて鯛飯と鯛のアラ汁で豪華に夕食。最後にいいもん食べれて良かった。

翌日しまなみ海道から尾道へ。
肝心な展望台やスポットをいつの間にか通り過ぎてしまい、あっという間に尾道に到着してしまった…
もったいない事をしたよ。
こうして今回の四国ツーリングは終わり。
あと10分で家に到着って所で通り雨にあい、全身びしょ濡れ。
家に着くと雨がやむという嫌がらせもあったけど、楽しいツーリングだった!
あっ!香川行ってない!
2012年
05月
15日
(火)
22:44 |
編集

GRD4
翌日は早朝5時に起床。
辺り一面を覆っていた朝霧がだんだんと晴れて行く。

棚田100選に数えられる、神在居の千枚田。

そしてやって来たのはこの旅一番の目的地、四国カルスト。
白い石灰岩が緑の高原に映えてとても綺麗。

ここは日本なの?

気持ちがいい〜



とても癒された!
つづく
2012年
05月
13日
(日)
01:35 |
編集

GRD4
龍河洞で結構時間をくったため、アンパンマンミュージアムはスルーする事にし、
高速を使って大歩危へ。
壮大な景色を堪能した後はさらに先にある露天風呂に入るつもりだったけど、
これまた時間の関係で無理だと判断して高知へとんぼ返りする事に。

うどん300円。美味。

道の駅で保護されていた捨て猫達。
おばちゃんに持って帰るかい?って言われたけど、丁寧にお断り。
でも可愛かったなぁ。

橋でちょっと休憩。

埼玉からこの小さなキャンピングカーで旅をしているおじさんと出会う。
ある会社の会長さんで、雑誌なんかにものってる有名な人らしい。
このキャンピングカーの機能性やお互いの旅の事などいろいろお話させてもらった。
楽しい人だったなぁ。

よし、そろそろ行くか!
今日の宿はライダーズイン四万十に決定。
ガイドマップによるとここから宿までの道中に道の駅が二つあり、
一つは比較的近くにある“道の駅 四万十大正”。アユ丼があるらしい。
もう一つは宿のすぐ近くにある“道の駅 四万十とおわ”。天然うな丼があるらしい。
アユ丼は食べた事がなかったので、大正に決めた!
大正を目指す途中、休憩所みたいな場所でさっきのおじさんと再会し名刺をもらう。
今も旅してるのかな?
しばらく走っているとなんと宿に着いてしまった!おかしい…どこかで大正への道を見逃したのか!?
すぐ近くにあるとおわで天然うな丼を食べようかとも思ったけど、まだ日が暮れるには時間があったので
来た道を戻る事にした。もう晩飯はアユ丼しか考えられない!
アユ丼の味に夢ふくらませながら30分程走った時、驚愕の事実が明らかになる。
なんと先ほどおじさんと再会した場所こそ、道の駅四万十大正だったのだ!
こんな事があるのか…な、なんで気づかなかったんだろう…。
まぁ着いたんだからそんな事はこの際どうでもいい。とにかく早くアユ丼が食べたいんやっ!
バイクを降り施設の中に入ろうとした時、驚愕の事実が明らかになる。
…閉まってるやん…

30分かけて戻って来たのに閉まってるやん…。さっきは空いてたのに。
…まぁアユ丼の事はとりあえず忘れよう…天然うな丼も充分に魅力的だ。
もう晩飯は天然うな丼しか考えられない!
またまた30分程かけ宿の方へ走り、とおわを目指す。
なんとかとおわに到着するも、ここで驚愕の事実が明らかになる。
みんなはもう感づいてるよね!じゃあいくよ!せーの…
閉まってるやーん!\(^q^)/

ばっ!泣いてなんかねーよ!これが食いたかったんだよ!
四万十といったらロコモコに決まってんだろ!
(片付け始めている売店でお願いして購入。)
つづく
2012年
05月
12日
(土)
08:47 |
編集

GRD4
翌朝5時30分に起床して6時には出発。
いや〜、早起きはいいね。道も空いてて気持ち良く走れるし一日がとても長い。
室戸スカイラインからの眺望

ST250と黒猫と白猫

寺

室戸岬の灯台
海沿いの国道55号線に戻り、そこから西の高知を目指して進み
高知からは大歩危・小歩危の美しい渓谷を眺めようと北に進む。
予定にはなかったけど、途中標識に“龍河洞”と“アンパンマンミュージアム”の文字が!
幼少期の頃からアンパンマンが大好きで、アンパンマンに育てられたといっても過言ではない。
これは行かねばと思いながら、まずは龍河洞へ。

日本三大鍾乳洞に数えられる鍾乳洞。
弥生時代の人達が住んでいた痕跡が残っている。

約1kmを30分程かけて巡る。
道も狭く、降りたり上ったりとなかなかハードだけど、
歴史を感じさせるその神秘的な鍾乳石の造形は一見の価値あり!
来てよかった。

弥生式土器が鍾乳石化した“神の壷”。ロマンだわぁ。
つづく
2012年
05月
07日
(月)
23:51 |
編集

三泊四日、走行距離1473kmの四国ツーリングに行って来たのでその記録。
大阪から四国へは淡路島経由で上陸。時計回りに走り、しまなみ海道を渡って本州に帰還。
本当なら一周したかったけど、しまなみ海道をどうしても走ってみたかったので
今回は一周にこだわらずに走る事にした。

GRD4
午前中は小雨がぱらつくも、午後からは無事晴れてツーリング日和。
この日はとんでもなく風が強く、明石海峡大橋や大鳴門橋を走行時、横風ですっ飛びそうになりながらも
なんとか四国上陸。ちなみに四国の地を踏むのは今回が初めて。
昼食にうどんを食べた後は、国道55号線をひたすら南下し室戸岬を目指す。

夫婦岩の間にお月さん。

室戸岬に到着。
荒々しい岩礁が一帯に広がっていておもしろい。

中岡慎太郎の像

宝野くん、そろそろ暗くなって来たし宿に向かおうよ。

宿が取れなかったり、時間に余裕があれば野宿しようとテントを持参したけど、一度も使わずじまい。
この日はライダーズインという高知に五カ所あるライダー専用の宿泊施設に泊まる。
基本的にシェラフとマットは持参、シャワー・トイレ付きの素泊まりで3,150円。
夕食は各自持参ということだけど、どこにもコンビニが見当たらない!
慌てて高知方面へ走ってなんとかコンビニを発見!
ビールやおにぎりを購入後、暗い室戸スカイラインの緑の中を急いで宿を目指す。
暗い山道はあれほど走るもんじゃないと北海道でさんざん学んだはずなのに、我ながら懲りないなぁ…

つづく。
2011年
11月
12日
(土)
02:55 |
編集

弟子屈にある広大なひまわり畑を発見。北海道はやっぱりすごい!
こんなにたくさんのひまわり初めて見た!

美幌に抜け、39号線をひたすら西に走り三国峠を目指す。
…面白みのない道が延々と続く。長い…どこまで続くんだ…てか
フェリーの時間間に合うの?
フェリーの出航時間は23時半。車やバイクは90分前の22時には到着してなくちゃいけない。
帰りのチケットを再発行する時間も必要だ。
この時点で北海道の景色を楽しむ余裕は完全になくなった。ミッションの始まりだ。
「22時までに小樽港に到着せよ!」
長い市街地を抜けると、次第に自然いっぱいの美しい道が現れる。
けどそんなの関係ねぇ!
本当に景色を楽しむ余裕がなくなってしまった。
この道であってるかどうかも不安な状態だった。

三国峠の前にこんな峠があるなんて知らなかった。こんなに時間がかかるとも思ってなかった。
もっと地図を見て距離や時間を考慮して綿密に計画を立てるべきだった。完全にミスだ。

時間はないけどこんな愉快なオブジェを見て写真を撮らないわけにはいかないでしょう!

273号線をひたすら南下。
これまた最高の道だったんだけど、楽しむ余裕なんてもちろんない。
「STよ!もっと、もっといそいでくれぇぇー!!!」
気分は、ナッパとの死闘を繰り広げる悟飯やクリリン達のもとへと筋斗雲で急ぐ悟空のよう。

ついに三国峠に到着。この時すでに17時半。日も暮れかかって来た。
当初の予定では昼ちょい過ぎには着いてるはずだったのに。
この写真が北海道のスポットの最後の写真である。あとはただひたすら走るだけ!
帯広に到着しガソリンスタンドで給油中、タンクからガソリンが吹きこぼれてしまったのを
近くにいたライダーさんが見て、あわてて従業員にウェスをもらって来てくれた。
テンパってて笑顔でお礼が言えなかったのが心残りだ。
ここからは高速道路を利用する。
しかし、この高速道路で知床峠の再来!霧に包まれて視界がめちゃくちゃ悪い…
シールドをあげようにもバンバン蛾が激突してくるこの状態では無理だ。
時速80km以上の早さで蛾が目に激突でもしたら、それこそ大事故に繋がりかねない。
あたりはすっかり真っ暗になり、雨も少し降り出した。
思えばこのツーリングはいろんなトラブルがあった。
家を出発してしばらくしてからグローブをはめようとしたら、両方右手
→出費は痛いけど家に取りに帰るのではなく、途中の2りんかんで買う事に(3980円)
→店の駐輪場でヘルメットを落とし、シールドに傷がつく
→パーツも外れてしまって店の人にお願いしてはめてもらう
→三日目の宿でその買ったばかりのグローブを紛失
→代用品として軍手を買うがダサイので素手で運転
→手の甲だけ日焼けして変な状態に…
他にも、雨で帰りのフェリーのチケットがずたぼろ。財布やお札もビショビショ。
携帯のカメラ機能も一時使用不可になった。
宗谷岬にある最北端の公衆トイレで、ホモが隣で覗き込みがらシコシコされたりもした。
そして二つの試練。
タイムリミットは9時半、途中滑って転倒しながらも雨の降る暗い夜道を一人
ガス欠の不安と大量の蛾の特攻と闘いながら駆け抜けた稚内YHへの道。
視界がほとんどない道を、シールドをあげ顔面びしょぬれになりながらひたすら登った知床峠。
時間・夜・蛾・雨・霧、そう最後の試練は、この二つの試練を兼ね揃えた恐ろしい試練なのだ。
しかし、前の試練とは違う事がある…
前にも後ろにも車が大勢いる(てか渋滞してる…)!暗い夜道を一人で走ったあの時とは違う!
一人じゃないんだっ!さあ!みんなで帰ろうよ!僕たちの故郷へーーーー!

そして、ほぼノンストップで走り続けててついに小樽港へ到着!
到着時刻はなんと22時ぴったり!フェリーのチケットの再発行もすんなり終わって本当に一安心。
グーグルマップで三国峠から小樽港までの距離を調べると330km、5時間47分とでた。
その結果どうりだとフェリーの出港時刻にはギリギリ間に合っても
バイクを積むのはもう無理だったと思う。
本当に頑張ったよ…
ちなみに別のルートを使うともう2時間近く早く到着できてたらしい。
でもそれだと夕張でメロン熊グッズ買えないもんね。まぁ結局買えなかったけど…
お土産自体フェリーの中の売店でしか買えなかったや。
14日から20日におよぶ北海道ツーリングの総走行距離2499km!
あまり天候にも恵まれず、トラブルや失敗続きだったけど、
いい勉強になったし、すごく楽しく充実したツーリングだった。
行けなかった心残りの場所も多いので(特に混浴とか)、いつかまた絶対に行きたい!
最後に、道ですれ違いピースサインを交わしたライダー含め、この旅で出会った全ての人達、
そして北海道という大自然に包まれた雄大な大地に、
そして2500kmもの距離を一緒に走ってくれた愛車、ST250にありがとうと言いたい。
最高の旅をありがとう!
2011年
11月
06日
(日)
00:50 |
編集
ついに来ました最終日。楽しかった旅もこの日でおしまい。
「また大阪行く事が会ったらいっしょに飲みに行こう」と、Hさんと再会を約束し別れた。
ほんま爽やかイケメンやでぇ。
最終日は小樽港に向け、西を目指す。
予定ではさくらの滝→コタン温泉→三国峠→ナイタイ高原→青い池
→夕張でメロン熊のお土産を買う!→小樽運河→ゆっくり寿司でも食べてフェリーの時間を待つ。
だったのに…

途中、馬に遭遇。

子馬がかわいかったなぁ。

宿でいっしょだったライダーさんが強くすすめてくれた、さくらの滝へ。
サクラマスの滝登りが見れます。

子孫を残すため、どう考えても無理だろってぐらい高い滝へ向かって
何度も果敢にチャレンジする姿は感動。

がんばれぇぇー!!!

近くを通ったので、先日ほとんど見えなかった裏摩周展望台へ。
この日は視界抜群。綺麗~。

昼食の弟子屈ラーメン。
札幌で本場の札幌ラーメン食べようかなぁ、とのんきに考えていた。この時はね…

混浴露天風呂のコタン温泉。
湯を入れ替えたばかりなので、夕方まで入れませんだとさ。
…なんでこんなについてないん?
次回、北海道ツーリング最終回。
「また大阪行く事が会ったらいっしょに飲みに行こう」と、Hさんと再会を約束し別れた。
ほんま爽やかイケメンやでぇ。
最終日は小樽港に向け、西を目指す。
予定ではさくらの滝→コタン温泉→三国峠→ナイタイ高原→青い池
→夕張でメロン熊のお土産を買う!→小樽運河→ゆっくり寿司でも食べてフェリーの時間を待つ。
だったのに…

途中、馬に遭遇。

子馬がかわいかったなぁ。

宿でいっしょだったライダーさんが強くすすめてくれた、さくらの滝へ。
サクラマスの滝登りが見れます。

子孫を残すため、どう考えても無理だろってぐらい高い滝へ向かって
何度も果敢にチャレンジする姿は感動。

がんばれぇぇー!!!

近くを通ったので、先日ほとんど見えなかった裏摩周展望台へ。
この日は視界抜群。綺麗~。

昼食の弟子屈ラーメン。
札幌で本場の札幌ラーメン食べようかなぁ、とのんきに考えていた。この時はね…

混浴露天風呂のコタン温泉。
湯を入れ替えたばかりなので、夕方まで入れませんだとさ。
…なんでこんなについてないん?
次回、北海道ツーリング最終回。
2011年
10月
24日
(月)
01:28 |
編集
知床五湖を堪能し、最後の宿を決める事に。
ここである事に気づいた…
この旅の荷物の大部分を占めるテントとシェラフを、天候の関係で全く使っていなかったのだ!
最後ぐらいテントで寝よう!と、網走監獄近くの湖畔のキャンプ場がすごく良さげだったのを思い出し
向かう事にした。
路肩で地図を広げていると見覚えのあるバイクが一台通り過ぎた。
と思いきやこちらに向かって引き返してくるではないか。
そのライダーは先ほど、セセキ温泉でお会いしたHさん(めちゃくちゃイケメン)だった。
僕に見覚えがあって引き返してくれたのだ。
目的地は同じ網走と言う事で、二人で一緒にツーリングすることに。
途中で陽も完全に落ちてしまい、暗闇の中で慣れないテントを組み立てるのは面倒くさいという事で
Hさんと同じ宿に宿泊する事にした。最後はリッチにビジネスホテルだ!
テントとシェラフは結局無駄だったなぁ…
チェックインを済ませた後、せっかくなので二人で飲みに行こうという事になり、
二人で網走の繁華街に向かう。

ん?繁華街?(時刻はまだ20時頃)

鮨処むらかみ さんでお寿司を頂く事に。
今回の旅での行程や、おすすめスポットの情報交換、明日の予定、互いの仕事の事など
いろいろ話をさせてもらった。
旅先で知り合った人といっしょに飲みに行くなんてあまり経験出来る事ではないので
すごくいい経験だったし、楽しかった。旅っていいね~

美味!たまらんです。


カニのみそ汁毎日飲みたい。

写真撮影にも快く応えてくれ、
いいスポットを教えてくれる為にわざわざ知人に電話をかけてくれたりとても世話好きで優しいお二人。
もちろん料理の味も抜群で、おかげで大満足の網走の夜を過ごせました。
網走にお寄りの際はぜひ 鮨処むらかみ で絶品のお寿司を堪能して下さい。
ホテルに戻り寝る前に一つやり残した事があった。
ビジネスホテルに泊まったらマッサージ(健全)をよんでみたいんやっ!
わざわざマッサージをよぶほど疲れてもないんだけども、ぜひ経験してみたいと言う事でお願いしてみた。
熟練オバサンマッサージ師が来ると思ってたら、29歳の若いお姉さんがやって来た。
(テンション上がったのは内緒なっ!)
マッサージで体も軽くなったし、いろいろお喋り出来て楽しかった。
こうして最後の夜はふけていった。
明日は帰りのフェリーに乗るため、小樽を目指しながら途中まだ行っていないスポットを何カ所か巡る。
この時まだ、あんな壮絶な一日になるなんて、僕は思いもしなかったんだ…(またこのパターン)
ここである事に気づいた…
この旅の荷物の大部分を占めるテントとシェラフを、天候の関係で全く使っていなかったのだ!
最後ぐらいテントで寝よう!と、網走監獄近くの湖畔のキャンプ場がすごく良さげだったのを思い出し
向かう事にした。
路肩で地図を広げていると見覚えのあるバイクが一台通り過ぎた。
と思いきやこちらに向かって引き返してくるではないか。
そのライダーは先ほど、セセキ温泉でお会いしたHさん(めちゃくちゃイケメン)だった。
僕に見覚えがあって引き返してくれたのだ。
目的地は同じ網走と言う事で、二人で一緒にツーリングすることに。
途中で陽も完全に落ちてしまい、暗闇の中で慣れないテントを組み立てるのは面倒くさいという事で
Hさんと同じ宿に宿泊する事にした。最後はリッチにビジネスホテルだ!
テントとシェラフは結局無駄だったなぁ…
チェックインを済ませた後、せっかくなので二人で飲みに行こうという事になり、
二人で網走の繁華街に向かう。

ん?繁華街?(時刻はまだ20時頃)

鮨処むらかみ さんでお寿司を頂く事に。
今回の旅での行程や、おすすめスポットの情報交換、明日の予定、互いの仕事の事など
いろいろ話をさせてもらった。
旅先で知り合った人といっしょに飲みに行くなんてあまり経験出来る事ではないので
すごくいい経験だったし、楽しかった。旅っていいね~

美味!たまらんです。


カニのみそ汁毎日飲みたい。

写真撮影にも快く応えてくれ、
いいスポットを教えてくれる為にわざわざ知人に電話をかけてくれたりとても世話好きで優しいお二人。
もちろん料理の味も抜群で、おかげで大満足の網走の夜を過ごせました。
網走にお寄りの際はぜひ 鮨処むらかみ で絶品のお寿司を堪能して下さい。
ホテルに戻り寝る前に一つやり残した事があった。
ビジネスホテルに泊まったらマッサージ(健全)をよんでみたいんやっ!
わざわざマッサージをよぶほど疲れてもないんだけども、ぜひ経験してみたいと言う事でお願いしてみた。
熟練オバサンマッサージ師が来ると思ってたら、29歳の若いお姉さんがやって来た。
(テンション上がったのは内緒なっ!)
マッサージで体も軽くなったし、いろいろお喋り出来て楽しかった。
こうして最後の夜はふけていった。
明日は帰りのフェリーに乗るため、小樽を目指しながら途中まだ行っていないスポットを何カ所か巡る。
この時まだ、あんな壮絶な一日になるなんて、僕は思いもしなかったんだ…(またこのパターン)
2011年
10月
02日
(日)
17:33 |
編集

峠を下り始めると急に視界が晴れた!
そして鹿と遭遇する。

カメラ目線

めっちゃいる。

立派な角じゃ~

危ない!
対向車線の車にビックリした鹿がコッチに急に向かって来たりヒヤヒヤした。

三匹揃って仲良くお食事中。可愛い~。
標識を見ると近くに知床五湖という場所があるらしい。
行く予定はなかったけどせっかくなので寄ってみる事に。

結果大満足!圧倒的大自然!この旅で一番感動しました。
宝野君もはしゃいでます。

僕が死んだら灰はこの地に撒いて下さい。

ここは天国?サンクチュアリ?
にしてもこの鹿はよくわかってる。フレームインしてくれてありがとう^^
2011年
09月
28日
(水)
23:46 |
編集

またまた懲りずにガス欠のピンチにあいながらも、開陽台に到着。
ここは円形の展望台からまさに360度の大パノラマを堪能できる。

ここで朝焼けや夕焼けを見れたら最高だろうなぁ。


まるでジェットコースターのようなアップダウンを楽しめる北19号。

カモメ?がいっぱい糞もいっぱい
知床半島を北上する。

セセキ温泉に到着!…かなり満ち潮だけど入れるのだろうか…
地元の漁師の方に聞いてみると、海水が入って寒いからやめといた方がいいとのこと。
でもせっかくやしチャレンジするのもありとのこと…やめといた。
ここで会ったライダーさんが、さらに北に少し進んだところにも露天風呂があると教えてくれたので
そっちに行く事に。

相泊温泉に到着~。めちゃ熱かったけど海を眺めながらええ湯やったぁ。
この後は知床峠を目指し、知床横断道路を突き進む。
ひたすら峠を登って行くのだが丁度雲の中に突入してしまったのか、一面霧でほとんど先が見えない!
ヘルメットのシールド自体も曇って危険なので、シールドを上げ顔面水浸しになりながら慎重に進む。

満身創痍で知床峠に到着~!何も見えないぜ…

さて下りましょうか…
2011年
09月
14日
(水)
00:29 |
編集

18日の朝。天気は小雨がパラつく曇り空。
写真はおせわになった ひとつぶの麦。

この日まず向かったのは、宿からほど近い摩周湖へ。
「摩周ブルー」と呼ばれ、世界一の透明度といわれている。
「第一展望台」、「第三展望台」、「裏摩周展望台」の三つの展望台があり、
穴場的存在といわれている裏摩周展望台へと行ってみた!

何も見えーん!!!

霧のせいで摩周ブルーは拝めず…

だけどその摩周湖の伏流水からできている神の子池には大満足。
池の底までくっきり見える透明度、倒木も腐らずに化石のように沈んでいて、
その間を魚達が泳ぐ姿はまさに神秘的!

この神の子池に行くには、ちょっとしたダートを走らないとだめで、
バイクだと結構すべりやすくて大変なんだけど行く価値あり!
2011年
09月
10日
(土)
01:02 |
編集

網走監獄を後にし、向かうは美幌峠。
陽もだんだんと暮れてきていい感じだ。


午前中、コンビニでいっしょになってお喋りしたライダーさんと再会したり、
宿が決まってないならいっしょの所に行きませんかと声を掛けられたり
こういう一期一会な出会いがたくさんあるから楽しい。


屈斜路湖をを望む、大パノラマ!

絶景を堪能しもと来た道を引き返す途中、大きな水たまりの中にシルエットを見つけた。
ベタっちゃベタだけど、ただのシルエットじゃなく鏡面のシルエットというプラス要素があって
自分では気に入ってる写真だ。
今度の写真展に出展するシルエット写真の候補にしよう。
その後、前のライダーハウスでおすすめしてもらった ひとつぶの麦 というとほ宿に宿泊。
夕食後の飲み会で飲み過ぎて吐きまくり、死んだ様に布団に倒れ込み就寝。
明日は大自然の宝庫、知床だ!
2011年
09月
08日
(木)
20:59 |
編集

北勝水産で軽い昼食。1つ100円する焼きホタテを2つ!
うめぇー!!!!
その後しばらく走ると、目的地の網走監獄に到着。
てな訳で、網走監獄劇場の始まり、始まり~

ここに投獄されてからかれこれ3年かぁ…
おらぁ無実だってのによぉ。一体いつまでこんな重労働をしなけりゃならねぇだ…

おいっ!又吉!
面会の時間だ!とっととしろこのノロマ野郎がっ!!!

(そんなにキツく言わんでええやん…又吉はまじめに働く良い奴なのに)

おぉ!ヨネ!えれぇ久しぶりだな!会いたかっただよ~
一人にしちまって本当に申し訳ねぇだ…きっともうすぐ出れるだよ

んっ!?その幼子はもしかしてオラの子けっ!?
えっ!?隣の三郎との間にできた子っ!?……も、もう別れてくれだって…そんな…嘘だろヨネ…

(カポ~ン)
クソォー!何でオラがこんな目に…
ヨネともう一度同じ屋根の下で暮らしたいだよ…
…よし、脱獄するしかねぇべっ!

ムクッ

(よし、みんな寝てる…チャンスは今しかねぇ!…ヨネ、待っててけろ。)

ウゥゥゥー!!!!又吉が脱走したぞぉぉぉぉ~!!!!追えー絶対に逃がすなー!!!
チクショー!もう見つかっちまった!でもオラは絶対に捕まる訳にはいかねぇんだ!
もう一度…もう一度ヨネと暮らすんだぁぁぁー!!!
又吉は走った。死にものぐるいで走った。愛する妻と新しい生活を始める為に。
他の男の子をつくろうが、別れ話を切り出されようが又吉には関係なかった。
この3年間、ここ網走監獄での重労働に耐えて来れたのも、すべて愛するヨネの為だったからだ。
待っててけろぉぉーヨネェェェー!!!

又吉はあっけなく捕まった。難攻不落と呼ばれた網走監獄を脱獄するのは容易ではなかった。
以降、又吉は瞬く間に衰弱していった。
3ヶ月後、その日はこの季節には珍しくジメジメとした雨が一日中降っていたという。
その日、又吉は30歳の若さでその生涯を閉じた。
彼が最後に呟いた一言は…「ヨネ、待って…て…」だったという。
やむ気配のない大粒の雨は又吉が流した涙だったのかもしれない…
終わり。
2011年
09月
07日
(水)
01:05 |
編集

晴れたぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!!!!!
ヒャッハー!!!空が青い!広い!爽やか!楽しいぜーーーーー!
同室の旅人達と記念撮影をして別れた後、最北の地 宗谷岬へとやって来た。
感無量でした。


やったね宝野くん!

宝野くんも記念撮影だ。

最北端のガソリンスタンドで給油後、食堂最北端で最北端ラーメンを食べる。
サザエ、タコ、海老、カニ、ホタテ等が入った超豪華なラーメン!
サザエが美味かった!

南下し、網走を目指す。
たくさんの風車が素敵~

まさに北海道って感じ!
走りながらのニヤニヤが止まらない。

ライダー同士がすれ違うとき、ピースサインを送って挨拶する習慣があるのは知ってたけど、
今まで一度もした事もなければ見た事すらなかった。
でもこっちではほとんどのライダー同士が挨拶を交わす。一人で走ってるけど一人じゃない。
そういうのが嬉しくてこっちから積極的にピースサイン送ってたなぁ。
たまに無視されてへこむんだけどw

ちなみ昨日転倒した時、ブレーキレバーの先っぽが折れてた。
てか普通タンクが凹んだりするはずなんだけど、これだけで済んだ。
流石うちのST250さんはひと味違うで!
2011年
09月
02日
(金)
02:15 |
編集

16日、今日も朝から雨…
同じロッジに泊まった学生に別れを告げ、美瑛、富良野を探索する。
朝食はほくほくのジャガバター!うまい~。
おばあさんがサービスでトマトをくれたけど、世界で一番苦手な食べ物なので丁寧にお断りした。
ごめんね、おばあさん。

続いて近くの店で食後のデザートにメロン!
たしかこの量で400円だったかな。甘くて美味しかった。

お土産として家に2玉送ってもらって、家でも楽しみました。
富良野にお立ち寄りの際は、ぜひこのおじさんがいる店で!

やっぱり北海道といえば露天風呂ってことで、吹上露天の湯へ向かう。…混浴(ゴクリ)。
途中、ついにキツネと遭遇するも、ちょっと遠いか…

雨の中の露天風呂も乙ですなぁ~

マイルドセブンの丘。
マイルドセブンのパッケージになった木らしい。

この後はひたすら最北の地、宗谷岬を目指して高速道路と40号線を使ってどんどん北上する。
ほとんど車が通らないだだっ広いとてつもなく長い道をひた走る。
雨、少し時間が遅めということで、辺りは次第に暗くなって来た。街灯がほとんどないから本当に暗い。
…怖い…前にも後ろにも誰も走ってない…いるのは大量のが蛾だ。
ヘッドライトに照らされて大量の蛾がまるで舞い散る雪の様に突撃してくる。
まるで雪山で遭難でもしたかのように恐ろしい光景だった。
ついにはガソリンが残り僅かになりランプが点灯!
北海道では市街地ではたくさんガソリンスタンドがあるけど、郊外に出るとほとんどない。
そしてその郊外がめちゃくちゃ広い…稚内市街地まではまだまだ距離がある。やばい、ヤバ過ぎる。
途中で予約した稚内ユースホテルのチェックインの時間にも間に合わないかもしれない。
しまいには急ブレーキをかけた時、雨で滑って転倒!一眼レフが入ったタンクバックが吹っ飛んだ!
なんとかケガは免れたしバイクもエンジンはかかる。
躊躇してる時間もないのでとにかくバイクを起こして北へ進む。
「こんな蛾だらけの真っ暗な夜道でガス欠にでもなったりしたら…」とか
「もし転倒した時、どこかが壊れていたりしたら死ぬかもなぁ」とか半泣き状態になりながら。
脇道で鹿が跳ねるのが見えた。
本来なら「わ~鹿さんだぁ!こんにちは!いっしょに走ろうよ!ルルラ~♪」なんて口にするだろうけど
この時の精神状態だとそうはいかない…「こっちに絶対飛び出すなよ!絶対だぞ!お互い死ぬぞ!」って感じ。
なんとか稚内市街地の光が見えた時は、「生きててよかった…本当に」と胸を撫で下ろした。大袈裟?
すぐさまガソリンスタンドで給油するも、着ていたレインコートが完全防水じゃなく
長年愛用してきたヌメ革の財布がビショビショ、中身のお札もビショビショで精算機に入らず…
店員のお兄さんに両替してもらい事なきをえる。
ちなみに帰りのフェリーのチケットもボロボロになって無効、携帯のカメラにも水滴が混入して使用不可。
やっぱり富士山登る為に買ったコートじゃ無理か…ちゃんとしたレインコート買おう。
ギリギリ間に合ったユースホテルで、相部屋の数人とビールで乾杯。
京都からカブに乗って北海道まで自走して来た学生は無事だろうか…てか凄過ぎる。若いっていいね!
翌日こそ最北端の地、宗谷岬へ向かう。予報では雨…
…だが!神様はいたんだ!
2011年
08月
26日
(金)
22:23 |
編集

どんよりとした曇り空の下、小樽と稚内を結ぶオロロンラインを北に向けて走る。
晴れてたら最高なんだろうけどなぁ…ついには雨が降り出したよ…
雨だと一眼レフをあまり取り出せないから写真の数が減るんだよなぁ。
今回の旅では、稚内の方まで行ってしまうと道東を楽しむ時間が少なくなるため、次の機会にお預け。
オロロンラインから中にそれて、美瑛、富良野を目指す。

蛇の目さんでいただいたウニ丼!2100円なり。一度こういうの食べてみたかったんだ。
…そういえばあまりウニ好きでもなかったんや。

ゼルブの丘やファーム富田ではたくさんの花々が楽しめた。

でも一番見たいのは花々じゃない。青空が見たいんだ。


結局青空を見る事もなく一日目の走りは終了。今夜はライダーハウスクレッセに宿泊する。
大きい犬が三匹もいるアットホームでいいライダーハウスでした。
主人に旅の計画を話すと、いろいろアドバイスやダメダシをされてしまったw
いっしょになって残り数日の計画を練り直す。ありがたや。
結果、明日は予定になかった稚内を目指す事に。どうせ曇りや雨で景色を楽しめないなら
せめてライダーの聖地と呼ばれる日本最北端の地、宗谷岬に行っておくべきだと判断!
しかし宗谷岬を目指す道のりが、命の危機すら感じる恐ろしい道のりになろうとは
この時、僕はまだ知るすべがなかったんだ…